PTSDとSNSを始めた理由

Instagramでも少し書いてますが
2020年の半ば頃、私は大きな事故に巻き込まれました。

事故当日から数日間は全国ニュースで流れるような大きい事故だったので、詳細は書けないのですが
一歩何かが違えば私と娘は命を失っていました。

生きていたこと、そしてほぼ無傷だったこと、本当に奇跡だと警察や消防の方に言われました。

事故当日から2週間程度はある意味
アドレナリンが出ていたのか
身体に何も変化はなく、むしろ
頭がギラギラしているような状態でした。

ただ少し経った頃、
事故の賠償などの交渉を始めたあたりから
少しずつ身体が悲鳴をあげてきました。

まず、寝付けない、眠りが浅い。
フラッシュバックや頭痛、耳鳴り、耳の閉塞感、吐き気、呼吸がしにくい、食欲不信。体重は37kgまで落ちました。

朝起きたら、呼吸があさくて頭も痛くて
起き上がれない。
毎日そんな状態でした。
身体が調子良くないと心もどんどん落ちていく、そんなループに入ってました。

そして精神科に受診したところ
PTSDと診断を受けました。
死に直面するような事故に遭ったあとの自律神経失調症です。

この頃の私は、なんで私がこんな目に
って毎日思ってました。

私の場合、無傷だったので
身近な人にも症状がわかりづらい、
というのが一番つらかった。

しんどいことをしんどいとスムーズに言えなくて、周りに申し訳なくて
そんな負の感情が自分を支配してた。

病院でもらった薬で症状を抑えつつ
とはいえずっと横になってる状態で
一日中寝ていることもあれば
そうでない日は本を読んだりしていました。

その時に考えたのは
この事故も私に何かメッセージを
与えたいのかな、ということ。

たくさんの素晴らしい本や詩を読んで
私の考え方も少しずつ変わり
以前よりは前を向けるようになりました。

今まで毎日仕事と育児などに追われて
自分としっかり向き合うことをしてこなかったけれど、
療養で仕事を休職している間に
自分をしっかり見つめ直しました。

できれば
あの事故は経験したくなかったけれど、

でもこの事故をきっかけに
私の考え方や価値観もがらりと
変わったことは人生における重要なターニングポイントだったんじゃないかと思う。

そして私は同じように苦しんでる人の
苦しみや悲しみを共感したい、
そして何か自分にできることをしたい
という気持ちになりました。

そこで始めたのがInstagram。
もともと書く事や文具が好きだったので
自分が読んだ本や詩、名言などを
書いてアップしていくというもの。

誰か見て下さった方が少しでも癒されれば
というのと、
私自身も書くことで、
言葉がより自分の中に落とし込まれる。

素晴らしい言葉は書いていてもとても
気持ちが良いのです。

そんなこんなで今度はblogも始めました。
こちらはInstagramよりもう少し
ディープなパーソナルなことも
書いて行けたらなと思っています。

人生って本当に何があるかわからない。
でもどんなことも捉え方や考え方で
その後の人生はどう変えるかは自分次第。
そんな風にも今は思えるようになりました。

長くなりましたね、
今日はここまでにします。

雲が綺麗。
綺麗な景色って本当に心を癒してくれる。






Tsugumi's life

日々の気づきや好きなモノ記録✍️ 地球上の自然物🌏と宇宙の神秘💫がすきです

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